エコ・ドリル 第4弾
答え一覧
ECO DRILL Vol.04
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- Q.01
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レストランやパーティーなどでついつい食べきれずに残してしまった料理を持ち帰りたい、このような場面はありませんか?米国などでは、残った料理を持ち帰るということは日常的に行われています。このような持ち帰りの容器の一般的な呼び名はどれでしょうか?
答え
ドギーバッグ
解説文を表示する「ドギーバッグ」はレストランやパーティーでついつい食べきれずに残してしまった料理を持ち帰るための容器のことです。そもそもは、家で待つ愛犬にも分けてあげるためと(言い訳をして)持ち帰ったことから、この名がついたとされ、米国などでは日常的に行われています。
持ち帰りを促進するため、環境省では、消費者庁、農林水産省、ドギーバッグ普及委員会と共催して、飲食店等における食べ残し持ち帰り行為の名称等を公募する「Newドギーバッグアイデアコンテスト」を実施しました。ドギーバッグによる持ち帰りに代わる新たなネーミングとして「mottECO(もってこ)」を大賞として選定し、ロゴも作成しました。この「mottECO」には「持って帰ろう」「もっとエコ」という意味が込められており、「mottECO」を行うことが当たり前になるように、普及に取り組んでいます。※食べきれずに残してしまった料理の持ち帰りは、お店の人に確認してからにしましょう
※食べきれずに残してしまった料理の持ち帰りは、自己責任の範囲で行ってください。
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- Q.02
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環境省熱中症予防情報サイトで熱中症を未然に防止するため、かかりやすさを示す「暑さ指数(WBGT)」の情報提供を行っています。また、環境省と気象庁は、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、 熱中症予防行動をとっていただくよう促すため、令和3年度より「熱中症警戒アラート」を全国で運用しています。「熱中症警戒アラート」は暑さ指数いくつ以上になると予測した場合に発表されるでしょうか。
答え
33
解説文を表示する近年、熱中症による死亡者数・緊急搬送者数は著しい増加傾向にあり、気候変動等の影響を考慮すると熱中症対策は極めて重要な課題です。 これまで、気象庁の高温注意情報や環境省の暑さ指数(WBGT)等によって国民に注意を呼びかけてきましたが、 環境省と気象庁が連携して、より効果的な予防行動へ繋げるための新たな情報提供を検討し、令和2年度に、「熱中症警戒アラート」を関東甲信地方で試行的に実施しました。 この「熱中症警戒アラート」について、令和3年度より全国での運用を開始しています。
発表内容には、暑さ指数の予測値や予想最高気温の値だけでなく、具体的に取るべき熱中症予防行動も含まれていることが特徴です。
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- Q.03
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私たちが店頭で手に取る一着一着の洋服、これら服の製造プロセスではCO2が排出されます。そのうち、服の原材料調達によるCO2排出量は工程全体の〇パーセント。〇に入る数字はどれでしょうか?
答え
45%以上
解説文を表示するCO2排出量の45%以上が原材料調達によるもの。オーガニックコットンや再生原料などサステナブルな素材を選択することで環境負荷を削減できます。
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- Q.04
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改正地球温暖化対策推進法が、令和3年5月26日の参議院本会議で、全会一致で可決、成立しました。この中で、「○年までの脱炭素社会の実現」を基本理念として法律に位置づけていますが、○に入る年はどれでしょうか?
答え
2050
解説文を表示する我が国は、パリ協定に定める目標(世界全体の気温上昇を2℃より十分下回るよう、更に1.5℃までに抑える努力を継続)等を踏まえ、2020年10月に「2050年カーボンニュートラル」を宣言しました。.
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- Q.05
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現在、世界的に温室効果ガス排出量が問題になっています。消費ベースから見た国内におけるCO2などの温室効果ガス排出量のうち、私たちの住まいや食、移動など、家計消費に起因しているものが占める割合はどれでしょうか?
(調査期間:2015年1月~12月)答え
約6割
解説文を表示する地球温暖化の主な要因は、経済活動や社会システムなど、人間活動の可能性が極めて高いとされています。国内におけるCO2などの温室効果ガス排出量を生産ベースで見ると、家計関連のしめる割合は小さくなります。その一方で、消費ベースから見ると、約6割が私たちの住まいや食、移動など、家計消費に起因しているといわれています。私たちのライフスタイルが気候変動等の環境問題に大きな影響を与えていることが見えてきます。
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- Q.06
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環境省は「ゼロカーボン・ドライブ」を提案し、再生可能エネルギー電力を使うことと、○自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)または燃料電池自動車(FCV)を選ぶことをセットで応援しています。○に当てはまるワードは、どれでしょうか?
答え
電気(Electric)
解説文を表示する私たちの日常生活で排出されるCO2のうち、約2割が移動によるものと算出されています。「ゼロカーボン・ドライブ(略称:ゼロドラ)」なら、走行時のCO2排出量をゼロにすることができます。
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- Q.07
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ある都会で実施されている水質改善プロジェクトについての問題です。皆さんの食卓に登場する昆布には酸素を生産して生き物が豊かな海にする能力があります。さらには森林の約〇倍のCO2を吸収することができることを利用した取組が始まっています。〇に入る数字はどれでしょうか?
答え
5
解説文を表示する一般社団法人里海イニシアティブは横浜の金沢漁港で昆布を養殖しています。子どもから学生、地元の人と多くの方々が、昆布の種付から収穫をボランティアで参加。地産地消事業として、和洋折衷の様々な料理人とコラボして開発した昆布商品は『金沢ブランド』や『横濱001』に認定されました。また、食用に向かない昆布を活用するという点では、横浜の農家とコンブ堆肥プロジェクトを始動し、地域循環型社会を構築しています。
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- Q.08
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環境省は福島で東日本大震災からの復興、環境再生に取り組む人に光を当てて表彰、応援するキャンペーンである、ふくしま環境リブランディング・公募キャンペーン「FUKUSHIMA ○○○○」を行っています。○に当てはまるアルファベットは何でしょう?ヒント!「福島、その先の環境へ。」
答え
NEXT
解説文を表示する福島県内において多くの方々が、東日本大震災・原子力災害からの復興に向けた取組を進めています。その中には、環境の保全や再生、将来への継承等に関する優良な取組があり、こうした未来志向で優良な環境の取組を行う方々を広く周知し、福島の環境施策の先進地としての認知の向上に資するため、環境リブランディング・キャンペーン「FUKUSHIMA NEXT」表彰制度を設けました。優秀な取組を表彰、周知し、活動を支援、福島県の原子力災害からの風評払拭と環境再生事業に対する理解の醸成につなげていきます。
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- Q.09
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国立公園は、次の世代も、私たちと同じ感動を味わい楽しむことができるように、すぐれた自然を守り、後世に伝えていくところです。全国には○か所の国立公園が指定されています。○に入る数はどれでしょうか?(令和3年6月1日時点)
答え
34
解説文を表示する北は北海道から南は沖縄、小笠原諸島まで国立公園は34か所あり、毎年多くの人が利用しています。
北から南まで、約3,000キロメートルに伸びる日本列島には、雪をかぶった山々から色とりどりの珊瑚礁まで、さまざまな自然の風景が広がっており、約7千種の植物、1千種を超える動物、7〜10万種もの昆虫類などが生育・生息しています。
また、豊かな水や活発な火山の恵み、人の手が入ることによって多様な生態系と自然環境が保たれている里海、里山など、人と自然が共生する場所です。
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- Q.10
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20世紀末頃(1986年~2005年)と比べて、厳しい温暖化対策をとらなかった場合、21世紀末(2081年~2100年)の世界の平均気温は、2.6~4.8℃上昇する可能性が高いと予測されています。さらに、平均海面水位は最大何㎝上昇する可能性が高いと予測されているでしょうか。
(IPCC第5次評価報告書より)答え
82
解説文を表示する将来の海面水位の上昇は日本の沿岸部でも予測されており、砂浜の浸食など沿岸域の生活に様々な影響をもたらすと考えられています。